2011年04月30日

その52:海からの贈り物

今日の私は産業スパイだ。
私はリスボン商人ギルドからの依頼で、ここマラガに伝わる「一味違ったおいしいチーズ」の謎を探りに潜入した。

街中でどれだけ巧妙に聞き込みをしても、誰一人口を滑らせる者はいなかった。
これはよほどの重要機密に違いない。
私は長期戦に備えて腹ごしらえをするべく酒場へ入った。

「ああ、そいつはきっとガーリックチーズのことだな。一度食べたら癖になるぜ」
えええええええええ、国家機密は!?
イスパニア情報部との路地裏決闘は!?
私の中でものすごく盛り上がってたのに。
くそぅ、ハードボイルド路線が台無しだ。

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2011年04月29日

その51:誘われてフラメンコ

起動するとクライアントパッチが当たった。
どんな変化が起きるのだろう、と期待してログインすると。

目を覚ましたセビリアの酒場の音楽が変わっていた!
情熱的なラテンのリズムだ。

そんな音楽が流れているものだから、ついついこちらの気分も盛り上がってくる。
入り口から見て一番奥のカウンターの前にいた、身なりのいい紳士に話しかける。
「私はネーデルランドを中心に活動している私設海軍に所属している」
「このたび新たな事業を始めたいのだが、資金繰りに困っている。協力してもらえないか?」
つまり、新規事業に出資しないかということらしい。

「よしわかったセニョール、私もガツンと出資してやろうじゃないか。一口いくらなんだ?」

投資しないか?

「10,000,000Dの松コースと100,000の梅コースがある」
そのとき、背後から聞こえるラテンのリズムは、いよいよ佳境を迎え、より一層激しく、情熱を帯びた。
「わかった、好きなだけ持っていきな。金ならまた稼げばいい。君たちの熱い思いに負け・・・」

はっっ! 危うくムードに流されて全財産突っ込むところだった!

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2011年04月24日

その50:残念な子

私がバルセロナで美術品を届け終えた頃、ソフィヤからテレパシーが届いた。

ヨーロッパへ戻ってくる途中というソフィヤが東アジアや東南アジアがどれほど危険か、自身が海賊に襲われた体験を交えて語るのを、私は羨ましく思いながら聞いていた。
怖いとか、命からがらという単語が出てくる割には悲壮感がなく、むしろそのスリルを満喫しているように感じられる。
私が同じように危険を満喫できるのは、いったいいつになることやら。

そうため息をつくと、ソフィヤは言った。
「そう思うなら、アルヴェロ君を邪険に扱わないであげてください」
私の日記で、アルヴェロを軽くあしらった場面を、かなり気に入ってくれた様子。
面白かった箇所を具体的に挙げてくれるのは、書き手にとってこの上ない喜びだ。

「まぁ、別にあの残念な子を邪険に扱ってもいいんですが、彼との関わりが今後に多少影響出てくるかと思います」
割とソフィヤさんもヒドイよな。

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