2011年11月20日

その121:地理上の発見

多種多様な発見の中でも、未知の世界の存在を明らかにする地理的な発見こそ、この時代の冒険の醍醐味ではないだろうか?
それは、今では『大航海時代』と呼ばれるこの時代が、かつては単に『地理上の発見』と呼ばれたことからも伺える。

ピラミッドの発見に気をよくした私は、次なる冒険の情報を求めてアレクサンドリアの書庫に入り浸っていた。
「オホン、そろそろ閉館の時間なのですが」
「もう少しだけ……おや、これは?」
私が羊皮紙の束の中から見つけたのは、アラビア語で書かれた一枚の地図だった。
いったいどんな事情があったのか、その地図は未完成のまま収蔵されていたようだが、それがシチリア島とその周辺を描いたものであることは、地理学に通じた私が見れば一目瞭然だ。
しかしこの書きかけの地図がほかと違うのは、シチリア島の南西にある名もなき島に、はっきりと島の名が書き込まれていたことであった。

そこにはこう書いてあった。
“マルタ島”と。


マルタ海賊やマルタ騎士団で有名な島だが、その知名度に反して島の正確な位置を知る航海者は少ない。
(おそらくこの時代に即した本格的な港湾設備を持たないのが最大の理由だろう)
かび臭い書庫の奥底で、長らく不明とされてきた島の位置を知る手がかりを得た興奮に、私の背筋をぞくっと冷たいものが走った。

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2011年11月12日

その120:進め!太刀魚1号

ナポリにいた私のところへソフィヤとべーやんがやってきたので、中断していたピラミッド調査を再開することにした。

改めてべーやんに仕事の紹介を試みたのだが、この街の冒険者ギルドでは紹介できず。
ジェノヴァでないと受けられないんじゃ?」
ソフィヤの指摘はもっともな話で、依頼元がジェノヴァのギルドなのだから、他所で紹介してもらえるはずがなかったのだ。

そこで我々はジェノヴァへ行くことにしたのだが、べーやんが私とソフィヤを待たずに出航。
「(ΦωΦ)フフフ…」
不敵な笑みを浮かべて逃げ切る気満々のべーやんだったが、ソフィヤのロングスクーナーが追跡。
向かい風でガレオンの船足が伸びなかったこともあり、ほどなくべーやんはお縄になった。

べーやん追跡に大活躍のロングスクーナーに、私はその外見から
太刀魚1号と命名。
ソフィヤからは即座に「酷い名前だ……」と抗議の声が上がる。
ちなみに彼女自身による船名はバイヨネット(銃剣)というのだが、それだとネーミングセンスは私とあまり変わらないような。

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2011年11月06日

その119:砂の大地

「考古学は?」
「……聞かないでください」
ジェノヴァの酒場娘ベアトリスに報告書を預けると、私たちは次の依頼を探し始めた。
「兄さん頼むよ、別の仕事を回してくれ」
「なになに、『この者はギルドの活動に功績があり、依頼の斡旋において格別の計らいをすること』か。なるほど、たしかにギルド発行の斡旋状に間違いないな。わかった、この依頼ならどうだい?」
私が何度目かの依頼斡旋状を見せたときだった。

「エジプトには巨大な石造りの建築物があるのを知ってるか? 墓だとか神殿だとか言われてるが詳しいことはわからない。入り口がどこにあるかだけでも調べてくれ」

私は自分の目を疑った。
これはもしや、これから行こうとしていたピラミッドを指しているのでは!?
まさにこれからというタイミングで、斡旋してもらえるとは!
唯一の問題は宗教学の知識が必要なことだったが、テレパシーでソフィヤが持っていることを確認すると、すぐに引き受けた。

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