2011年04月29日

その51:誘われてフラメンコ

起動するとクライアントパッチが当たった。
どんな変化が起きるのだろう、と期待してログインすると。

目を覚ましたセビリアの酒場の音楽が変わっていた!
情熱的なラテンのリズムだ。

そんな音楽が流れているものだから、ついついこちらの気分も盛り上がってくる。
入り口から見て一番奥のカウンターの前にいた、身なりのいい紳士に話しかける。
「私はネーデルランドを中心に活動している私設海軍に所属している」
「このたび新たな事業を始めたいのだが、資金繰りに困っている。協力してもらえないか?」
つまり、新規事業に出資しないかということらしい。

「よしわかったセニョール、私もガツンと出資してやろうじゃないか。一口いくらなんだ?」

投資しないか?

「10,000,000Dの松コースと100,000の梅コースがある」
そのとき、背後から聞こえるラテンのリズムは、いよいよ佳境を迎え、より一層激しく、情熱を帯びた。
「わかった、好きなだけ持っていきな。金ならまた稼げばいい。君たちの熱い思いに負け・・・」

はっっ! 危うくムードに流されて全財産突っ込むところだった!





冷静になって考えてみると、新規事業の説明もなく、投資の見返りも言わない。
怪しい…とまでは言わないが、私にとっては大金だ。
せめて船を買い換えるまで待ってくれないか。

「残念だ…。気が変わったらまた来て欲しい」
というか、ネーデルラントってイスパニアと戦争の真っ最中だろ、ここで投資を募って大丈夫なのか!?

そう、私は船を買い換えようと思っている。
torikichi主催の、二度の沈没船から引き上げた財宝を売って、かなりの大金を作ることができた。
港の船大工に聞くと、今の私の航海技術でも小ぶりなキャラック船なら問題なく操れるそうだ。




腕の立つ船大工を求めてリスボンへ帰ってきた私は、出航所の役人に呼び止められた。
「ラモンさんですね、王宮から呼び出しがかかっていますよ」
王宮から? いったいなんだろう。
私はさっそくブラガンサ公爵を訪ねてリスボンの王宮に出向いた。

「そなたの功績を評価し、准八等勲爵士の爵位を許す」
王宮で私を待ち受けていたのは、爵位の上昇だった。
「トラジェット侯爵夫人から話は聞いているぞ。ジェノヴァ共和国でポルトガルの名声を高めるのに一役買っているそうだな」
そんなつもりはないんだけどな…。ブラガンサ公はそんな私の心などお構いなしに話を続ける。
「今後も我らポルトガル寄りの派閥を増やすべく、そなたの活動に期待している」
ははぁ、そういうことか。
やれやれ、少しきな臭くなってきたぞ。
まぁあの国は親イスパニア派が圧倒的に多いし、私一人がどうがんばっても大勢に影響は与えられない。
つまり、私の身が危うくなる心配もないということだ。
宮廷陰謀劇に巻き込まれるのは御免蒙りたいところだ。




王宮を退出した私は造船所に向かう途中、銀行に寄った。
torikichiから荷物が届いていたからだ。
手紙にはこう書かれていた。
「なになに・・・、『運試しに1日1回引いてください』か。くじ引きか何かかな」
銀行へ行くと、何も描かれていない、白紙のカードが6枚届いていた。

「それは魔法のタロットカードですよ。火に近づけると魔法の力で絵柄が浮きでるとか。ただし絵柄を確認した後はそのまま燃やしてて捨ててくださいね。さもないと呪われますから」
私がカードを日にかざしたり色々やっているのを見て、銀行員が教えてくれた。
なんとも不気味なアイテムを受け取ってしまった。
リスボンの街中で謎の失踪やら怪死が連続発生しやないか、数日待って見極めてから使うこととしよう。

銀行ではもう一つ驚くことが待っていた。
アイテム銀行

準八等勲爵士になると、銀行がアイテムを預かってくれるようになるのだ。
私はさっそくいくつか使わないアイテムを放り込んだ。




造船所に到着した私は、一人の船大工に目をつけ話しかけた。
「すみません、船を造っていただけませんか」
返答はなかった、寝ているようだ。
私が諦めて他の船大工を探そうとすると、「何かご入用で?」と横から声がした。
そちらを振り向くと、別の船大工がこちらを見ていた。
名をシュタインベルガーという。

シュタインベルガー氏。綴りがあってるかは知らない

右の長髪の男性がシュタインベルガー氏。
左下の金髪の男性が、最初に声をかけた人、寝てたけど。

彼に頼んで小型キャラックの船を造ってもらった。
最初はお互いに造船のやり取りに慣れていないのか(造船の機会なんてそうそうないものな)、うまくコミュニケーションが取れなかった。
すると横にいた幼女が「速さを求めるか 倉庫の広さを求めるか伝えた方が良い船選んで下さるかと思いますよ」とささやき戦術で教えてくれた。
ありがとう風吼さん。

Tellで話すのがマナーという声も聞く。
会話のログが流れて迷惑になるという理由ももっともだと思うが、やはりこういう場面に遭遇すると、Sayを使ってよかったと心から思う。
MMORPGの最大の面白さだよな、横から第三者の助言や横槍が入るのは。

「船倉の増減はどうします? 増やすと最大積載量が増える代わりに加速力が下がるけど、小型船は元々加速がいいし、あまり影響ないかな」
もちろん私が欲しいのは冒険航海用なので船足重視なのだが、標準だと240ほどの積載量が、+19にすると295まで増えるというので、お勧めに従って船倉は+19にしてもらった。


小型キャラック

ところが、完成した船は、最大船員は20名(たぶん必要船員数は17、8人くらい)、大砲の搭載も6門までと、冒険航海にはやや不向きに思える船に仕上がってしまった。
うーむ、冒険航海用と伝えたのだが…。積載量の話で交易用だと勘違いさせてしまったのだろうか。
それでも航行速度はキャラベルより速いようだし、キャラベルの倍近い積載量は大きな魅力だ。
使ってみてから判断しよう。

どうしても使えなさそうなら、開拓済みの航路を使った交易用として使えばいいわけだし、せっかく生まれた船に罪はないのだから、前向きに考えたいところだ。
posted by すぽきゅん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラモンの航海日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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