2011年05月28日

その70:斜陽のハンザ同盟

ハンザ同盟のシュミット代表がリスボンに来ていることは以前も日記に書いた通り。
それにしても彼は何の目的でリスボンに来ているのだろう。
かなりの長期滞在だが、代表不在のハンザ同盟は大丈夫なのだろうか?

このような具合でハンザ同盟に興味を抱いた私。
次に北海に来たときは詳しく調査しようと思っていたのだ。

というか、前回北海に来たときはあまりに駆け足での観光だったため、正直「そんな名前の街もあったね」程度の印象しか残ってないんだよ。




アムステルダムの冒険者ギルドに行くと、さっそくハンザ同盟の文字にお目にかかった。
海賊が多発して途絶えてしまったオスロとの航路を開拓してほしいという内容の依頼。
これも何かの縁だと思って依頼を受ける。
必要な資格として「ノルド語会話1級以上」と書かれていたが、ゲルマン諸語の翻訳メモでなんとかなるだろう。


「すみません、この書類に日付の記入とサインをお願いします」
オスロに到着した私は、つい翻訳メモを使うのを忘れて、慣れたポルトガル語で出航所の役人に話しかけてしまった。
ところが。
言葉が通じないはずの役人は白い歯をキラリと見せ、親指をグッと立ててサムアップポーズ。
(わかってるって、アムステルダムから航路開拓のために来たんだろ?)
とでも言いたげな目だ。

さらに
(よし、その書類に日付とサインをすれば航路登録が完了するんだな)
と言いいたげな目で親指をグッと立てる役人。
なぜか私も彼の言葉が理解できてしまうので、書類を渡してサインを貰って依頼完了。

書類を返してもらった後も、役人の目は何かを熱く訴えている気がする。
(俺たちの間に言葉は要らない、そうだろ?)
私の背筋を悪寒が走った。
このまま会話を続けていると、大切な何かを失いそうな予感がしたので、そそくさと退散した。

もしかして出航所の役人はエスパーなのか。
そんな不思議な体験をしたオスロの港。
航路登録だけが目的なら、言語スキルは要らない(たとえ必須と書かれていても)ようだ。
会話も交易も修理も飲食もできないので、まったくお勧めはできないが。



リューベックに到着して調査開始。
しかし中心都市と呼ぶには小さなこの街の建物に「ハンザ同盟」の文字を見ることはなく、人々の口に「ハンザ同盟」の名がのぼることもほとんどなかった。
わずかに一人「この街がハンザ同盟の中心になっている」と証言した住民もいたのだが、ハンザ同盟としての商館もない。
はっきり言って、本部があるなど想像もできない。

シュミット代表の出身地(?)ハンブルクも訪れたが、住民たちは「ハンブルクのビールは世界一ィィィィ!!」と言うばかりで、ハンザ同盟のこともシュミット代表のことも一言も聞けなかった。
それどころか、ハンブルクの街中にはシュミット代表の邸宅すらなかったのだ!
もはや港に近い一等地に商館や邸宅を構えることさえできないのか?
だとすれば、同盟の衰退は深刻だと言わざるを得ない。


ハンザ同盟の名義でギルドに依頼があったことから、同盟が現在も存続して活動していることは確認できたものの、街中にハンザ同盟の存在感はほとんどない。
また、同盟の主要な交易圏だったバルト海ではスウェーデン海軍の海賊行為によって危険海域となっているため、おそらくこの海域におけるハンザ同盟の覇権はすでに失われているものと思われる。

シュミット代表のリスボン訪問は、ポルトガルの力を借りてハンザ同盟を再興するため、だろうか。
posted by すぽきゅん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラモンの航海日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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