2011年08月27日

その100:フルアーマー船大工

この日、ついに船の耐久度は84まで低下した。
※バルシャではありません。小型キャラックの話です。
さすがにその辺の海賊の一斉砲撃(1Combo)で沈むようでは話にならない。
私は入港したアムステルダムで、船大工を探す決心をした。

造船所前で獲物、いや船大工を待つこと数分。
一人目の船大工には清々しく無視されたが、二人目で反応があった。

フルアーマー船大工

見事な彫金を施した高価そうな鎧にフルフェイスヘルメットの完全武装。
ジルコニウムにちなんだであろう名前に恥じず、まさに『名は体を表す』。

一目見た瞬間、ある単語が閃いた。
フルアーマー船大工
彼を表現するのに、これ以上ふさわしい呼び名があるだろうか?




私はこの日、無心になってライ麦パンを作っていた。
あまりに無心になりすぎて、
持ちきれないので生産を中断しました
と言われてしまったほどだ。
しかも、このメッセージの恐ろしさは、メッセージ表示後にやってくる。
なんと『中断しました』と言っておきながら、実際には中断されず材料だけ消費され続けていくのだ。
慌てて手動で生産を終わらせ、200人前のライ麦パンを抱えてアムステルダムへ売りに行った。

それにしても、所持数限界は200だとは知らなかった。
てっきり雑貨屋などでよく見かける999個かと思っていたが、あれは店舗を構えてこそ達成できる、一種のステータス、特権だったのだな。

ライ麦パン200人前お届け

200人前のライ麦パン。その右には虫のあぶり焼き(略称:焼き芋)とバナナ揚げ。
とても似ている……。



北海へまたすぐ戻った理由は、実は砂糖と鉄鉱石の他にもあった。
それが調理スキルだ。

新米航海者をリガで救出したとき、待ち合わせの時間潰しに始めたライ麦パン作りが癖になってしまったのか、リスボンに戻ってもなぜか料理への情熱が冷めなかった。
しかしリスボンには料理にまつわる苦い思い出が。
初めて調理スキルを覚えたとき、作った料理はベーグルだった。
リスボンでベーグルを焼いた私は、結局買い手を探してジェノヴァまで売り歩く羽目になった。

その点ライ麦パンは実に素晴らしい。
材料である小麦とライ麦の生産地と、消費地(酒場の販売員が買い取ってくれる港)が遠すぎない。
ブレーメン(小麦)、ベルゲン(ライ麦)とアムステルダムを結ぶ北海の交易路。
リューベック(小麦)、リガ(ライ麦)とストックホルムを結ぶバルト海の交易路。

一つの海で完結する、シンプルな交易路。
結局のところ、南欧では材料も消費地も選択肢が幅広すぎて、初心者には難しかったということなのだろう。




パン作りは材料集めを含めて楽しめたのだが、楽しいだけでは済まされないのがこの時代。
スコーネ海賊の火炎砲も厄介だが、それ以上に脅威なのは戦闘用フリュートに大砲と水夫を満載したノルウェー海賊だ。
傷んだ船では砲撃に耐えることもできず、コペンハーゲン沖で、オスロ沖で、ベルゲン沖で、逃げる間もなく撃沈された。

アムステルダムになんとか入港した私は、酒場の販売員にライ麦パンを売りつけながら、船のことばかり考えていた。
リスボンまで戻ることも考えたが、船大工ならアムステルダムにもいるだろう。
それに、こういう状況はむしろ知り合いを増やすチャンスでもある。
実際、今回はジルコニアーンだけでなくアレック・ミューラという航海者からも色々と助言をしてもらった。

フルアーマー船大工と紳士

「交易でお金を稼ぎつつ海戦もこなしたい」という無茶な要望に「両立は難しい」と言いつつも、容量の増減や船の材質について懇切丁寧に説明し、我慢強く私の希望を尊重してくれた二人。

そして、何よりもジルコニアーンに好感が持てたのは、船の値段が安すぎなかったことだ。
提示された中型キャラックの値段は432,000D。
シーダー、レッドパイン、ビーチは後者ほど丈夫になるが、船足が遅くなる。
エルム、オーク、胴張り、鉄張りは別途料金がかかると言われたので、サービス価格のビーチ材で我慢。
お世話になったお礼も込めて500,000Dで購入させていただいた。




造船中にやってきたソフィヤの顔を見て、私は進水式を行うことを思いついた。
船にはすぐ乗り換えるつもりだったし、ちょうどいい。
取引が成立すると、私はすぐに切り出した。
「生みの親でもあるジルコニアーンさんに、この船の進水式と処女航海に付き合っていただけませんか?」

ジルコニアーンは快諾、「少し待って」と言ってどこかへ走っていった。
しばらくして戻ってきたジルコニアーンを見て、驚きの声を上げてしまった。

船大工の正体

中身女性だったんだ!?
私が思わず驚きを口にすると、
「ぇ@@」
「え…@@;?」
フルフェイスだったので性別を意識しなかったというか、特に理由もなく男だと思い込んでいたので、ドレス姿には本当に驚いたのだが……。
なんだその反応は。
ジルコニアーンとソフィヤは二人して意外そうに目を丸くしていた。


サイズが気になる今日この頃

処女航海に臨むアムステルダム港。
私の船だけ妙に小さいような……。
「「「気のせいです」」」
三人の声が見事に重なった。

処女航海の行き先はロンドン。
アレック・ミューラお勧めの木材納品クエストがあるそうだ。
本当は「木材を持ってるからすぐ納品できるよ」と援助の申し出もあったのだが、それはいつものように丁重に断った。




ソフィヤ先生の国際情勢

ロンドンで艦隊解散後、南蛮貿易帰りのソフィヤをヘルデルに送ったとき、彼女から有益な情報を入手した。
ソフィヤによると、今度の大海戦は我がポルトガル王国とイングランドの間で行われるらしい。
しかも場所が特殊で、イングランドの同盟港ではなく領土であるダブリンが攻略対象とのこと。

領土を攻撃対象にできるのか?と、私は当然の疑問をソフィヤに投げかけた。
彼女の言葉を借りれば、大海戦に勝利しても領土の支配権までは奪えないらしい。
代わりにその港は、一定期間、外国資本による投資を断れなくなるらしい。
アヘン戦争後の上海みたいなものか。
なるほど、領土のシステム(各国の最低限の有利な貿易港)を残したまま、世界観と上手く融合させたな。

私もこの大海戦を機に、ポルトガル海軍に志願入隊してみようか。
ちょうど海事ギルドの転職推薦状もあることだし。
posted by すぽきゅん at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | ラモンの航海日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鎧姿でもよくみると胸があるので気がつかない君はどうかと・・・・・・・・

ちなみにダブリンは同盟港です。長い間イングと同盟を結んでいたのと、地理的にイングの領土と思われますけど同盟港なのです。
ここをめぐって、イングとポルの間で激しい投資合戦が繰り広げられています。

んで、ダブリンのある戦闘海域のブリテン島南岸にイングの領土があります。

ポルが勝利した場合、イングの領土であるプリマスに投資をして、本来投資をしなければ買うことのできない道具や交易品を買うことができるようになります。なおかつ敗戦した側はしばらくその地域に投資ができないので、ダブリンをポル同盟港としてしばし維持できるのです。

逆にイングが勝った場合は、ポルはしばらくダブリンに投資することができません。

出るなら小型のみになるんだろうけれど、戦闘にいくのか、はたまた要塞工作かによってもいろいろ面白みがあると思うよ!
なお、準備不足もしくは大ボケで泣かないことを祈ってるよ!
(よく泣いているよ、私
Posted by とりきち at 2011年08月30日 15:40
いやほら、プレートメイルって厚手だし樽型だし、そんなものかなぁと。

ダブリンが攻略対象だけど、防衛側が敗戦すると別の港を開港させられるわけか。
なかなか大変なんだな。
Posted by ラモン at 2011年08月30日 23:09
模擬してる時にアクションくれたのに反応できなくてごめん。

おしるこ(ジルコニアーンはウチの商会員でおれはおしること呼んでる)と一緒だったのはそういうわけかw
一瞬目を疑ったよw
Posted by Val at 2011年09月02日 01:55
私も彼女の人物情報で商会名を見て驚いたよ。
世界は狭いね。

模擬のことは気にしなくていいよ。
忙しくて返事が返ってこないくらいは想定内で、形式的な挨拶みたいなものだから。

……それに、今気づいたけど戦闘中だと私の船も見えないからな。
Posted by ラモン at 2011年09月04日 09:17
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