2012年05月25日

その133:ラモン醸造

近頃の私は、マデイラを訪れると決まって投資をしている。
先日ジャン=フィリップ殿と二人カリブ海へ行ったときに、この島の位置が外洋への補給基地として最適であることがはっきりしたからだ。
マデイラにブドウ畑があることは干しブドウが売られていることからも間違いなく、ここにワイン醸造所(ワイナリー)さえ建設すればワインが作れるに違いないのだ。

この日は思わぬ臨時収入に舞い上がり、途中で立ち寄ったファロにも60,000D投資した。
するとこの気まぐれが意外な方向に転んだ。

街の交易所を訪れると、店主がニコニコと愛想良く応対してくれた。
「えらくご機嫌だな、何かいいことでもあったのかい?」
「何言ってるんだ、みんなあんたの噂をしてるのさ。この街にドカンと投資してくれたそうじゃないか。その礼と言っちゃなんだが……」
店主が足元の箱からゴソゴソと取り出したのは1本のボトルだった。
「こいつはシェリー酒じゃないか。この街で作っていたのか」
「そうさ、街の発展に貢献してくれたアンタにだけ、特別にこれを売ってやるよ」

ミンナニ ナイショダヨ






「これはこれはラモンさん。今日も投資していただけるのですか?」
「そうとも。『マデイラ島ワイン産業振興会』の趣旨には大いに賛成だからね」
彼は最近親しくなったこの街の役人。
私は彼を通じてマデイラ島に新しいワイナリーを建設していた。
「醸造所の方は順調かい?」
「時期的には、そろそろ新ワインが届く頃ですよ」
「そうか、経営が軌道に乗るまでは何かと入用だろう。良かったらこの金も役立ててくれよ」
「いつもありがとうございます。あなたは街の恩人ですよ」

酒場で船旅の疲れを癒した後、交易所に行くと醸造所の管理人がやってきた。
「ラモン醸造の第一号ワインができましたよ」
ラモン醸造のマデイラワイン


初めて投資の成果が、それも同時に二つも起きたのは嬉しい出来事だ。



ちなみにその資金源は、ソフィヤ、マレーネと一緒に引き上げた沈没船から見つかったは大量の金塊だ。
リスボン帰港後すぐに売っても良かったのだが、その時点での価格はソフィヤ曰く「上昇傾向にあるものの相場の89%とやや低め」というおよそ7,400D。
それならば金塊を手元に残しておき、金がいくらで売れるのか、近くの港を見て回ることにした。

ところが実際に見て回ると、リスボン近郊の小都市では5,000D、もっとも安いところでは4,600Dでしか売れないことがわかった。
会計スキルを持たない私には相場を見ることができないが、もしかすると金のような高価な交易品は大都市のほうが需要が多くて高く売れるのかもしれない。

再びリスボンに戻ると金相場は9,240Dまで急上昇していたのは幸運だった。
posted by すぽきゅん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラモンの航海日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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