2012年05月26日

その135:ティレニア・リグリア海海戦

「ラモン・ロドリゲスであるな」
ブラガンサ公に呼び出された私は王宮へ来ていた。
このタイミングの呼び出しとくれば、誰でもその用件はわかる。
ブラガンサ公は、これまでになく厳かな口調で話し始めた。
「国王陛下の勅命を伝える」
勅命という言葉に全身がこわばった。

大海戦参加


「我が軍はこれよりイスパニアの影響下にあるピサを攻略する。王国海軍の准士官である貴官に命じる。速やかに軍備を整え、艦隊を編成せよ」
ブラガンサ公爵が言い終えると同時に、
クエストを請け負いました

さすが勅命、参加意思の確認もなしとは恐れ入るね。





以前聞いた話では、大海戦は小型・中型・大型とサイズごとに時間を区切って行われるという。
今回は初参加なので、最初から1時間だけの参加に絞るつもりだった。
熟慮の結果、ガレオンや重キャラックの中をピンネースで戦う中型の部よりも、JPが造ってくれた巡航型スループがある分、小型船のほうが(まだ)分がいいだろう。

大海戦開始まで一時間を切ったジェノヴァに入港した私。
リスボンで仕入れた情報によると、ここにポルトガル海軍が集結中という。

酒場に入ると、右手の座敷で5人ほどのグループがテーブルを囲んでいた。
彼らに話を聞いてみよう。私は声をかけようと近づいた。
遠目ではわからなかったその一団は、近づくにつれ異様な空気を発していることに気が付いた。

メンバーはフルプレートにヘルメット、ポールアームで完全武装。
とても船乗りには見えない連中ばかり。どこの竜退治に行くつもりだよおまえら!!

しかも座敷は一段高くなっているため、近づいた私は屈強な男女から一斉に見下ろされる形となった。
肌にピリピリ突き刺さる、……これは、殺気?

やばい、これは来る場所を間違えたかもしれない。



酒場を出て広場に行くと、そこもまた異様な光景が広がっていた。
死んだ魚のような目をした連中が膝を抱えてうずくまっていたのだ。
みな一様に「フル参戦希望」とか張り紙をしているが、まるで動きがないのが恐ろしい。
きょうびNPCだってもう少し元気に歩き回るぞ。

やばい、これは本気で来る場所を間違えたかもしれない。
しかし、ここで引くようでは戦場では生き残れない。
「たのもー!!!」
そう言いながら、教会前の一番目立つところに立った。
「大海戦初参加、このラモン提督の船に乗りたい者はいないか!」
「かっこいい!」
「漢だねぇ」
と賞賛の声がちらほら挙がる。
よしよし、掴みはオッケー!
と思いきや、反応はそれで終わりだった。

反応うっすい……。
なんというか、開戦直前ってもっとこう、鼻血が出そうなくらい活気に満ちあふれてるものじゃないのーー?
みゆきこさんという女性が一人「初じゃないけどいれて^^」と表明してくれたので救われたが、ジェノヴァに来て挫けそうになるのは、これでいったい何度目だろう。

何度呼びかけてもみゆきこさんの他に希望者は名乗り出なかった。
(にもかかわらず、シャウトやコメントでは依然として「入れてください」の連呼が続いていたが)
この場の空気に飽きてきたところで、ちょうど3名艦隊があと2名募集していたので合流。

大暗黒天のお導き。ありがたや〜
大暗黒天提督とその艦隊


提督の大暗黒天氏の会話や、この場の責任者ギルダー氏のアナウンスを総合すると、どうやら旗艦(提督)のなり手が少ないようだ。
なるほど、連呼の人たちは、
「(旗艦は勤めませんが)入れてください」
「(責任者にはなりたくありませんから)入れてください」
と言っていたのか。




小型船疾走


大海戦の最中は、追従しっぱなしだったにもかかわらず一枚もスクリーンショットを撮っていなかったので、小型船ばかりの貴重なスクリーンショットを。

大暗黒天提督は初参加の私を意識してか、全体への指示のときでも初心者にもわかりやすい説明をしてくれた。
要約するとこの艦隊は対NPC専用で、他のPC艦隊から襲われそうになったらすぐに解散する。
解散が間に合えば襲われずに済むらしい。ちょっとズルいような気もするが、命をやり取りする場面でそんなことは言ってられない。

基本的な戦術は、二個艦隊で行動し、敵艦隊を左右から包み込むような陣形で接近、開戦または応援に入る。だいたいこのようなものだったと記憶している。
戦闘はというと、私の自慢のラピッドファイア砲が届く距離に近づくより前に、戦闘が終わることがほとんどだったので、一発しか撃てなかった。

小型船の部を終えて、最終スコアは38だった。
後日、イスパニア側として参戦したtorikichiのblogを見ると、この日のスコアが55だったそうなので、1時間でこれなら上々ではないだろうか。
提督の力量が良かったに違いない。
posted by すぽきゅん at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ラモンの航海日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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