2012年05月25日

その133:ラモン醸造

近頃の私は、マデイラを訪れると決まって投資をしている。
先日ジャン=フィリップ殿と二人カリブ海へ行ったときに、この島の位置が外洋への補給基地として最適であることがはっきりしたからだ。
マデイラにブドウ畑があることは干しブドウが売られていることからも間違いなく、ここにワイン醸造所(ワイナリー)さえ建設すればワインが作れるに違いないのだ。

この日は思わぬ臨時収入に舞い上がり、途中で立ち寄ったファロにも60,000D投資した。
するとこの気まぐれが意外な方向に転んだ。

街の交易所を訪れると、店主がニコニコと愛想良く応対してくれた。
「えらくご機嫌だな、何かいいことでもあったのかい?」
「何言ってるんだ、みんなあんたの噂をしてるのさ。この街にドカンと投資してくれたそうじゃないか。その礼と言っちゃなんだが……」
店主が足元の箱からゴソゴソと取り出したのは1本のボトルだった。
「こいつはシェリー酒じゃないか。この街で作っていたのか」
「そうさ、街の発展に貢献してくれたアンタにだけ、特別にこれを売ってやるよ」

ミンナニ ナイショダヨ


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2012年05月24日

その132:バルトロメウ・ディアスの憂鬱

「よく来てくれた。君はジル・エアネスという航海者を知っているかね?」

――あんたを名指しで仕事を頼みたいって人がいる――そういう話を聞かされて私が向かったのは、誰もが知る英雄的な航海者、バルトロメウ・ディアス提督の屋敷だった。

ディアス提督の質問に、私は言葉を詰まらせた。
むむ、これはまずいぞ。もしかしてこれは学校で教わる内容なのか?
昨今の学校出の航海者たちとは違い、私はこの手の知識に疎い。

「残念ながら存じ上げません」
私の返答にかすかな落胆の色を浮かべたディアス提督は、ため息を一つ吐いた。
「君だけではない。私は若い航海者たちの間で、ジル・エアネスの存在が忘れられつつあることを危惧している。彼なくしては私の成功も、今日のポルトガル王国の繁栄もなかったのだ。彼の名を後世に伝えるため、君にその業績を調べてきてきてもらいたい」
ディアス提督の言葉は次第に熱を帯びていった。

この英雄をしてここまで言わしめるジル・エアネスとは、いったいどんな人物なのだろうか。

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2012年05月22日

その131:秘密結社・リスボン美食倶楽部

「航海者には世界の美食を極めるという楽しみ方もあるんだぜ。興味があるならこの街一番の美食家に話を聞いてみな」
美食という単語に釣られた私は、500Dというわずかな報酬で仕事を引き受けた。

さすがは依頼仲介人。料理研究家であるこの私にどのような仕事を紹介するべきか、よくわかっているではないか。
「この炎の料理人に任せておけ!」
私は勢いよく商人ギルドを飛び出した。

飛び出してから気づいた。
いつもの依頼と違って、依頼人が誰なのか言わなかったぞ?
一体誰に会えばいいのだろう、街一番の美食家とは誰のことだろうか。

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